医師や看護師など医療従事者として働くには、総合病院や大学病院など大きな病院だけでなく、クリニックなど個人医院などもあるし、一般企業に常駐する医師や看護師なども増えてきました。他にも空港やイベント会場、需要が高まる在宅医療も広がってきたので特定の働く場所を定めていない人たちもいます。働く場所それぞれにメリットがありますが、公立病院や大学病院で働くと日勤、夜勤があり毎日とても忙しくなります。急患の対応もしなければならないし、いつもバタバタしているとも言えそうです。しかしそういった現場では自分の医療についての知識や技術も上がるし、人命救助に尽力する機会も多くなるでしょう。大学病院は大学でもあるので、医療についての研究や教育がなされるところでもあります。ですので最先端の医療に触れることが出来るのです。クリニックでは診療科によりますが緊急性の高いものよりも日常的に起こる症状に対応します。規模も小さめなので地域密着となり、患者とのコミュニケーションも重要です。一般企業で働くのは医務室勤務になります。体調不良になった社員の対応や、社員の健康を維持することが仕事です。イベント会場などでは急に具合の悪くなった人の対応をすることが多いので、状況判断の力が必要となるでしょう。働く場所により求められる能力が違ってくるし、勤務形態も違ってきます。医療現場で自分が何をしたいのか、自分の生活、立場ではどういった働き方が出来るのかを考えて働く場所を選ぶといいと思います。
また、ベテラン・スキルが安定したナースを求める職業は、訪問看護です。さまざまな医療機関で勤務してきたが、そろそろ自分のペースで働きたいと考える人には向いている職業ですね。やる気があれば開業できるナースのスキル。ナースの選択肢には起業も視野に入れてみるべきですね。